黒子の観察者

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楽天モバイルのデメリット&注意点まとめ

楽天モバイルへ乗り換える前にしておきたいデメリット、、知っておきたいですよね。。

楽天モバイルのメリットはプランが安かったり、通信速度が早かったり、ポイントがたくさんもられたりと多いのですが、もちろんデメリットもあります。

スマホは一度乗り換えたらなかなか他のスマホに変えないのが普通、乗り換え前に知っておきたい楽天モバイルのデメリットとその対処法をご紹介します。

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楽天モバイルのデメリット&注意点まとめ

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楽天モバイルのデメリット

  1. 通信速度が時間帯によって遅くなる
  2. キャリアメールが使えない
  3. もっと安い格安SIMがある
  4. 電話サポートがつながりにくい
  5. 通話SIMはWebで解約できない
  6. 3G端末に未対応
  7. 回線はdocomoのみ

楽天モバイルに乗り換える上でのデメリットはこちらのようなものがあります。それぞれデメリットの詳細と対処法をご紹介します。

通信速度が時間帯によって遅くなる

楽天モバイルのメリットでもご紹介しましたが、数あるMVNOの中でも楽天モバイルは通信速度が早いです。しかし、常に快適に通信できるわけではなく、時間帯によってはネットの表示が遅くなったり、動画の読み込むが遅くなったりします。

こちらのグラフはMVNO13社の格安SIMの通信速度を午前と午後、夕方で比較したグラフです。(※1)夕方は他のMVNOよりダントツで高速ですが、午前中は平均的な速度と常に安定しているわけではありません。午後も他と比較すると早いですが、夕方よりは低速となっています。(計測場所はJR横浜駅西口のため、かなり人が行き交う場所の結果です)

楽天モバイルと他社比較:午前の通信速度

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楽天モバイルと他社比較:午後の通信速度

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楽天モバイルと他社比較:夕方の通信速度

楽天モバイルはもっとも行き交う人の多い時間帯で通信速度が上がります。連絡を取り合うことも多い時間なのでこれは嬉しいですね。

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楽天モバイルは格安SIMの中でもっとも利用者が多いです。そこで同社は積極的に回線の強化を行なっているので今後は通信速度も安定し、より使いやすくなってくるでしょう。ここは期待したいですね。

Twitterの楽天モバイル評判

キャリアメールが使えない

他のMVNOでも同じですが、楽天モバイルではキャリアメールが使えません。ただし最近はキャリアメールよりLINEなどのチャットアプリでやりとりすることが多いと思うので、そこまで不便ではないのかなとも思います。例えば以下のメールアドレスが使えません。

  • 〜@docomo.ne.jp
  • 〜@i.softbank.jp
  • 〜@ezweb.ne.jp ※2018年4月以降はau.com

どうしてもメールが使いたい!という方はGmailやYahoo!メールの利用がおすすめです。大手企業のメールアプリなので、フリーで使えてクオリティも高いですね。

Gmail 

Yahoo!メール

Yahoo!メール

Yahoo!メール

  • Yahoo Japan Corp.
  • 仕事効率化
  • 無料

もっと安い格安SIMがある

楽天モバイルは大手キャリアの通信料金と比較とする格段に安いです。契約すれば初月無料で使えて、楽天スーパーポイントがたまりポイントで支払いも可能です。とてもお得な格安SIMですが、一方で格安SIMは種類が豊富で他にも安いプランが存在しますし、楽天モバイルより安い格安SIMが存在します。料金がすべてではないですが、コストを重視する方は知っておくとよいでしょう。例えば業界の中でも格安といえばDMMモバイルが有名ですが、楽天モバイルと同じ要領で比較すると次のようになります。数百円の差ですが、1〜2年使っていると大きな差になってきますよね。

  楽天モバイル DMMモバイル
3.1GBプラン 1,600円 1,500円(3GB)
5GBプラン 2,150円 1,910円
10GBプラン 2,960円 2,890円
20GBプラン 4,750円 4,680円

DMMモバイルのプラン詳細はこちらからご覧ください。

DMMモバイル

電話サポートがつながりにくい

楽天モバイルの電話サポートはつながりにくいという評判です。平均して20分ほどかかるんだとか。。困った時にすぐに電話で問題を解決できないので、この点はかなりデメリットだと思います。

電話サポート以外にも、お問い合わせフォームや独自サポートである「チャット」でも問い合わせすることができるので試してみるとよいかもしれません。

楽天モバイル: お問い合わせ

通話SIMはWebで解約できない

楽天モバイルの通話SIMはWebで解約ができず、必ず電話での解約になります。マイネオなど他の格安SIMではWeb解約ができるので、この点も手間がかかります。

電話ので解約は混み具合にもよりますが、だいたい7〜8分ほどで解約できます。

3G端末に未対応

スマホのネット接続のタイプには3Gや4Gといったタイプがありますが、楽天モバイルでは3Gの端末を使うことができません。3G端末に楽天モバイルの格安SIMを入れても圏外になってしまいます。

楽天モバイルに対応している端末の一覧はこちらから確認できます。契約前にきちんと知っておきましょう。

対応端末

回線はdocomoのみ

楽天モバイルの回線はdocomoを使っているので、今docomoのケータイを使っている方はそのまま乗り換えができます。一方で、au、SoftBankから楽天モバイルに乗り換えるにはSIMフリー化が必要です。SIMロックを解除しSIMフリースマホになったら、楽天モバイルが利用可能になります。

楽天モバイルのデメリットまとめ

楽天モバイルに乗り換えるデメリットをまとめてご紹介しました。デメリットをまとめると次のようになります。

  1. 通信速度が時間帯によって遅くなる
  2. キャリアメールが使えない
  3. もっと安い格安SIMがある
  4. 電話サポートがつながりにくい
  5. 通話SIMはWebで解約できない
  6. 3G端末に未対応
  7. 回線はdocomoのみ

デメリットを並べると「楽天モバイル大丈夫?」と思われる方もいるかもしれません。しかし、他のMVNOと比べるとデメリットを上回るメリットも多くありますし、他のMVNOも同様にデメリットがあります。私は、楽天モバイルは格安SIMの中でも利用者がもっとも多いだけにサービスはすぐれていると思っています。実際に使用していてもそれほど不便を感じません。各MVNOのいいところ・わるいところを比較して自分にあった格安SIM・格安スマホを見つけてくださいね。

楽天モバイルのメリットは?こんな人におすすめ

※1:楽天モバイル通信速度の参考記事

主役は楽天モバイル? LINEモバイルは“普通”に――「格安SIM」17サービスの実効速度を比較(ドコモ回線7月編) (1/2) - ITmedia Mobile