【PREP法】文章力・ライティング力向上につながる!ビジネスシーンやブログで役立つ方法まとめ
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ブログを書くようになってから、文章力・ライティング力を伸ばしたいと思うようになりました。そのため、文章術に関するネットの記事などはよく読んでしまいます。さまざまな文章術に関する方法論を学び有用だったのが「PREP法」です。
PREP法とは、一言でいうと、論理的にわかりやすい文章を書くための文章術で、ビジネスシーンでよく使われるものです。この記事では、PREP法がビジネス文書やブログなど文章を書く際に、どのように役に立つのかご紹介します。もし文章力をアップしたい!と考えている方は、ぜひ読んでみてください。きっと文章力が向上しますよ!
PREP法とは
PREP法とは、主にビジネスシーンで使われる文章の構成方法のことです。報告書や企画書などを書く際に用いられます。この方法論を身につけることで、読み手のことを考え、簡潔に、かつ説得力のある論理的な文章を構成することができます。
PREP法の「PREP」とは、以下の頭文字を取ったものになります。
- P:POINT=結論、話のポイント
- R:REASON=理由
- E:Example=具体的な事例
- P:POINT=結論(最後に結論を繰り返す)
参考:PREP法
PREP法の注目したい点は、まず最初にPOINT(結論)を持ってきていることです。なぜでしょうか?その理由は、ビジネスマンは忙しく時間が限られているためです。 最初の一文を読んだだけで文章で何を言おうとしているのか分かることが重要です。「何のコンテンツなのか」最初の文章で伝えることを意識しましょう。
ブログについても同様のことが言えます。ネットには魅力的なコンテンツが増え、いかに記事のタイトルで読者を惹きつけるかが重要になっています。そこで気をつけるべきは記事のタイトルです。いかにタイトルで魅力的にコンテンツの内容を伝えるかがネットでは読まれるかどうかの分かれ道になります。最初の一文で内容を説明するという意味では、ビジネスシーンもブログも同じですね。
※読まれるタイトルが知りたい方は、以下の記事がおすすめです。
Webライターなら知っておくべき「読まれる」記事タイトルの付け方7選 | 株式会社LIG
では、PREP法を用いて文章書くにはどのようにすればよいのか、具体的な事例を用いてご紹介します。文章を書く際の参考にしてみてください。
PREP法で文章を作成する具体例
ここからは、PREP法で具体的に文章を作成するとどうなるかご紹介します。就職活動の自己PRのような文章で恐縮ですが、多くの方が経験されていると思うので共感しやすいと思います。
PREP法による文章作成例
- (P)私は忍耐力があります。
- (R)部活動を4年間やり通したからです。
- (E)毎日朝練のために5時に起床していました。
- (P)この生活を4年間やりとおしたため、私は忍耐力があるといえます。
このように文章を構成します。 繰り返しになりますが、PREP法による文章構成のポイントである次の4点について、先ほどより詳しく解説します。
P:POINT
文章の要点を最初の一文で表します。文章全体で何が伝えたいのか、結論を述べることを意識しましょう。
R:REASON
上記のPOINTで述べた結論の理由を説明する部分です。具体的な数値やデータを示し、説得力の高い文章にするために重要な要素です。例えば、例文で紹介した「部活動を4年間やり通したからです。」は、4年間という具体的かつ客観的な数字を示して説得力を持たせています。これが主観的になるとどうなるでしょうか。
- 主観:部活動を頑張ったからです。
- 客観:部活動を4年間続けたからです。
具体的な数字を用いて説明した方が納得感があるのは明白ですね。「頑張った」と言わなくても、頑張ったことが相手に伝わります。
E:EXAMPLE
REASONで述べた理由を裏付けるために、具体的な例を示します。例文の「毎日朝練のために5時に起床していました。」は、4年間続けた部活動の中で具体的に行動した例を書いています。
P:POINT
文章のまとめの部分で、最後にもう一度結論を述べます。PREP法では、文章全体を「言いたいこと」を最初と最後に置き、サンドイッチします。
以上でPREP法に関する紹介を終えます。ここからは、他にも文章を作る際に参考になりそうなことをまとめました。より簡潔な文章を書いてみたい!とお考えの方は読んでみてください。全部で3つあります。
他、ライティング向上のためのテクニック
1.書いた文章を一日寝かせる
書きおえた文章を、一日寝かせることで視点を読み手よりにうつすことができます。このときに、いらない表現や別の言いまわしが発見できます。
2.文章をスッキリさせる
一日寝かせて読み手の視点で文章をみることができたら、いらない接続詞や単語、文章をけずっていきましょう。先ほどの例は、接続詞を入れて書くと次のような文章になります。文章を書いていると、ついつい入れてしまいがちな言葉ですね。
- 私は忍耐力があります。
- (なぜなら)部活動を4年間やりとおしたからです。
- (例えば)毎日朝練のために5時に起床していました。
- (そして)この生活を4年間やりとおしたため、私は忍耐力があると言え(ると思い)ます。
()内の言葉を書かなくても文章が伝わります。 落ち着いて見返すことで、文章の不要な箇所に気づくことができるのです。
3.修正箇所を記録していく
毎回どこを直したのかを記録しておきましょう。それによって次に文章を書くときに意識でき、失敗を減らせます。
《参考》
PREP(プレップ)法を用いて「説得力」のある文章構成にする手順とは
最後に
いかがでしたでしょうか?筆者もまだ出来ていない部分が多く、このような記事を書くのは恐縮ですが、これから技術に磨きをかけていきたいと思います。この記事が、文章力・ライティング力と付けたいと考えている方の参考になれば幸いです。